『文化事業の評価ハンドブック』

これまでのハンドブックやシンポジウム報告を再編集した『文化事業の評価ハンドブック—新たな価値を社会にひらく』がまもなく出版されます。出版元の水曜社さんが力の入った宣伝文を書いてくれました。

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評価を与える̶̶価値を引き出す。

マニュアルを脱した柔軟なアプローチとプロセスで新しい評価を実践する。

面接試験、人事査定など「評価」は上の立場から一方的に判定するというイメージがある。最初から基準が定められ、マニュアルに従っていればよいという印象すらある。

しかし公的な文化事業で補助金や助成金が投じられる委託事業、とくに文化事業では最初に目標を設定すること自体が困難だったり、長期の目的は変わらなくても短期的な目標が途中で変更されるということが少なくない。これらの場合、手順に沿うだけでは十分な評価はできず、事業の企画運営と評価を切り離さず、相互に調整しながら弾力的に柔軟に進めていく必要がある。

本書は主に社会包摂につながる文化事業をテーマに、事業目的にかなう評価基準の導入から、具体的な評価の基礎と実践を多数の図解と実践事例の紹介により解説。

アートを学ぶ学生、ホール・劇場運営者、自治体の文化事業担当者に最適、最強のガイドとなるだろう。

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ちょっと買ってみようという気になりませんか?

https://www.amazon.co.jp/dp/4880655120/


ところで、ソーシャルアートラボからは、もう一冊本が出ます。2冊同時発売です。こちらもよろしくお願いします。

『アートマネジメントと社会包摂 アートの現場を社会にひらく』

https://www.amazon.co.jp/dp/4880655112/


中村美亜 研究室 Mia Nakamura's Lab

九州大学大学院芸術工学研究院 中村美亜研究室のウェブサイトです。文化政策、アートマネジメント、アートとケア、アートベースリサーチなどの研究を行っています。これらの分野の大学院修士・博士課程の学生を募集しています。