「科学技術・イノベーション白書」なんて、自分とは無縁のものだとずっと思っていたのですが、なんと!、昨日閣議決定され公開された白書で、私たちの研究プロジェクトが紹介されました。
第2章のテーマが「人文・社会科学の「知」と自然科学の「知」の融合」で、そこに「共創的アート活動を通じた認知症当事者が暮らしやすい社会に向けた取組」が掲載されました(31〜32ページ)。(認知症専門病院、福岡市、福祉系シンクタンク、地域デザイン系NPOと九州大学芸術工学研究院の連携プロジェクトです。)
芸術を何かの道具として使うことには反対ですが(そんなのが多すぎる!)、芸術の活動や経験を日常の生活に生かす取り組みは、さまざまな可能性をひらくと考えています。
ぜひこれを機会に、芸術を含む人文・社会科学の知についての見直しが進むといいなあと思います。
「令和3年版 科学技術・イノベーション白書」
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