『九大広報』が特集で「多様性」を取り上げました。この手の広報誌だと建前論というか、非現実的な理想論に終始しがちですが、今回の学生との鼎談では、「わかりあえないところからスタート」とか、「うまくまとまらない方がいい」など、より現実的な多様性像が語られています。鼎談の参加者は、アクセシビリティ・ピアサポーターをやっている学生、セクシュアルマイノリティのサークルの学生、それに私。
見出しはこんな感じです。
・無理にわかろうとしない。あいまいさも大事。
・思い通りにならない、多少の緊張感と議論がイノベーションを生む
・多様性の課題は、時間軸が一つの解決策
「多様で異なる人々が自分らしく過ごせるキャンパス」になるまでにはもう少し時間がかかりますが、こういう特集が大学の広報誌でできるようになっただけでも感慨深いです。
九大広報 123号 (令和3年11月発行)
https://www.kyushu-u.ac.jp/f/46198/kyudaikoho123_web.pdf
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