シンポジウム「文化事業の評価」

「文化事業の評価」に関する公開研究会を東京・御茶ノ水で9月25日(水)に開催します。今回は評価の手法ではなく、制度のあり方について検討します。これまで議論されなかったことが話題になると思います。ぜひご参加ください!

〜文化事業における「評価」のあり方への関心が高まっています。評価手法に関するセミナーの開催やブックレットの刊行も増えてきました。しかし、事業評価や報告書作成に多大な時間や労力をかけているのに、何に役立っているのかわからないという声も耳にします。

そこで本研究会では、文化事業における評価のあり方について再考を試みます。特に「社会包摂につながる文化事業」に注目し、実践現場や行政で行われている異なる段階の評価について、相互の関係性や接続の可能性に関し情報共有と問題提起を行います。ゲストの意見を伺いながら、参加者のみなさまとも議論をすることで、何のために「評価」をするのかを立ちどまって考えます。


ゲスト:

・片山 正夫(公益財団法人セゾン文化財団理事長)

・源 由理子(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授、明治大学プログラム評価研究所代表)

・大澤寅雄((株)ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室 主任研究員)

・中村美亜(九州大学大学院 芸術工学研究院 准教授)

・村谷つかさ(九州大学大学院 芸術工学研究院 学術研究員)

・朝倉由希(文化庁地域文化創生本部 総括・政策研究グループ 研究官)

司会:

長津結一郎(九州大学大学院 芸術工学研究院 助教)

中村美亜 研究室 Mia Nakamura's Lab

九州大学大学院芸術工学研究院 中村美亜研究室のウェブサイトです。文化政策、アートマネジメント、アートとケア、アートベースリサーチなどの研究を行っています。これらの分野の大学院修士・博士課程の学生を募集しています。