博物館はどのように社会包摂と結びつくのか

何もかもがオンラインのご時世。シンポジウムの基調講演もYouTube 動画です。日本博物館協会から「2020年国際博物館の日記念シンポジウム」の基調講演を依頼されたのは4月初め。動画提供でも学生に手伝ってもらえばいいやと、安易に引き受けてしまったのですが、その後、緊急事態宣言、休業要請と続き、自宅の自室でZoom自撮りをすることに。

スライドの静止画だけでは飽きるだろうと、出来るだけアニメーションを入れるようにし、自宅周辺の写真も盛り込んで制作しました。

内容は、①福岡市博物館の常設展示での違和感から始まり、②社会包摂の基本的理解と2つの実践例、それから③実践する際に留意する3つの点や、④何から始めるとよいかについて話しています。

無観客で話し続けるのは、気力が要ります。特に何度も撮り直しをすると気持ちが萎えてくる、、、。昔のスタジオレコーディングは、こんな感じだったのかなあ、なんて考えてました。

結局、間違いはそれなりに残ったままだし、画質・音質もあまりよくないのですが、先日動画が公開されました。(「福岡市立博物館」になっていますが間違いです、すみません!)

もしご興味があればば、ご覧ください。

2020年国際博物館の日記念シンポジウム

https://icomjapan.org/updates/2020/05/18/p-803/

https://www.youtube.com/watch?v=Oer06yZ10FA&feature=youtu.be

中村美亜 研究室 Mia Nakamura's Lab

九州大学大学院芸術工学研究院 中村美亜研究室のウェブサイトです。文化政策、アートマネジメント、アートとケア、アートベースリサーチなどの研究を行っています。これらの分野の大学院修士・博士課程の学生を募集しています。